グリーフには、抜け出すまでの段階・プロセスがあることをご存知でしょうか?
プロセスの中に「過剰行動」というプロセスがあります。
私の自分の体験を振り返ってみると、確かにあのとき「過剰行動」だったなと思うことがあります。
ブログサイト「死別の悲しみから抜け出す日」の、タイトル:「その涙は誰のために?」の中で過剰行動の体験をお話しています。
この段階では、とても元気に、活動的に見えます。そんな姿を見て、近しい人は安心するかもしれません。
思ったより元気そうだから、大丈夫だな❕と思うかもしれません。
しかし、この段階が最もケアが必要かもしれません。
行動をしているのは、無意識に…
悲しみを紛らわせるため、気づかないようにするためという場合があります。
身体の疲れに気づかず、動いてしまうので、反動が来ます。
かといって、休んだら?と声をかけても、休むことができないのです。
余りにも無理していると見える場合には止めた方がいいですが、無理に止めてしまうのも、本人にとっては辛いときがあります。
「何かあったら手伝うから、何でも言ってね」などと声をかけて、行動し過ぎていないか注意をしておくことが大切です。