グリーフを抱えているときの反応は様々なことがあります。
今日も引き続き、当時を振り返って見えて来たことを書いていきます。
グリーフを抱えていることは、とても辛く苦しいことですが、その感情の中にいることが、何故「安心なのか?」
それは、だんだんと慣れてくるからかもしれません。
悲しんでいる自分がいつもの自分になって来ます。
グリーフを経験している私たちにとっては、今抱えている感情に慣れている方が安心なのだと思います。
大切な人を亡くす悲しみは、想像できない程の今までに体験したことがない初めての悲しみです。
だからこそ、もう初めての感情を体験したくないのかもしれません。
私はそうでした。今まで知らなかったグリーフという初めての感情を体験して、心がくしゃくしゃになりました。
そして、毎日毎日繰り返すうちに慣れてきました。
もうこれ以上苦しいことは味わいたくないので、だったらいっその事
「悲しみ」の中に居続ける方が「安心」だったのかもしれません。
続きはまた明日の投稿で。