今日は「自分自身にどんな言葉をかけているのか」を考えてみようと思います。言葉の力は思っている以上にスゴイものです。
良くも悪くもです。
私の例でお話しさせていただきますね。
グリーフの苦しい中にいたときは、「自分はグリーフなのだから仕方がない」と自分自身に言っていました。
(語弊がないように伝えると、この時期はグリーフなのだと認めて、悲しみきること、感情に浸る時間が必要なので、やった方が良い場合が多いです)
「グリーフなのだから仕方がない」と自分に言い続けると、このことを認められて十分に悲しむことができました。
しかし、あるときから疑問が出てきました。(グリーフから抜け出した兆候でもあります)
「いつまでこの言葉を自分に言い続けるのだろう?」
「本当にまだグリーフなのか?悲しいのか?苦しいのか?」
ずっと、自分自身にグリーフだと言い続けると、「自分=グリーフ」だと、感情と自分を同一視してしまうこともあります。
あなたはグリーフではありません。たった今、グリーフと呼ばれる感情を持っているだけです。そして、数日に渡り書いてきた、「どう生きたいの?」と自分に問いかけてみてください。
グリーフ=自分ではないことに気づくはずです。
すると、漠然とした悲しみ、苦しみではなくて、何が悲しいのか、何が苦しいのかが具体的に出てくると思います。具体的にすると意外と少ないのかもしれませんよ。
次回はより詳しく書いていきますね。