前回、おわかれははじまり協会のグリーフパートナー講座の中でお伝えしている「傾聴」についてお話ししました。
傾聴とは日常生活の中で役に立つことだということをお話ししました。
皆様の周りにいる人に耳を傾けて、話を聴くと、コミュニケーションが深まっていきます。
今回は、傾聴のメリットをお話ししようと思います。
前回の通り、コミュニケ―ションを深めるためには良い方法です。
今回は、お話しするメリットは、自分のために傾聴をするということです。
漢字を思い浮かべてください。
音として聞くの「聞」は耳が中に入っていますが、傾聴の「聴」の漢字は耳が外に出ています。
外に出ていると、自分の価値観や考え、思いの外から聴くことができます。
これは、とても楽な聴き方なのです。
自分の価値観とは合わない人の話も聴けるようになります。
私たちは、考えが違う人と話すことはとても苦手なものです。ですが、この聴き方で聴くと、
「この人はこういう考えなんだ」「自分とは違うこういう考えもあるんだな」と、客観的に聴くこともできます。
そうすると、自分にはなかった新しい考えを発見できるかもしれません。
ご自身が苦手だと思う人がいたら、ぜひこの「傾聴」をしてみてください。